2020秋の幹事会
NPO法人国際頚椎学会日本機構(J-CSS)
理事会
開催日時:2020年12月15日(火) 19:00~ Web meeting
1:第4回Cadaver course & Seminarについて
水谷委員長のもと、中島委員、金山委員を中心に第4回のCadaver course & Seminarの準備を進めている。
2021年3月6日(土)にSeminar for Safe Cervical Surgery、
3月7日(日)にCadaver courseを予定している。座長や講師の依頼は終えており、参加者の募集を開始した。コロナの影響があるが、感染対策を万全にして開催を実現したい。企業への趣意書配布は終えている。参加者の募集も開始した。新型コロナ感染症拡大の影響を受けて参加者が集まりにくいかもしれないので、早めに声掛けをしていく。
2.J-CSSのcrowdfundingについて
当法人の活動資金を得るためにCrowdfundingを立ち上げてはどうかとの提案がある。そもそもはカンボジアの医療支援のための資金調達を想定しての発案であるが、READYFORというクラウドファンディングサービスの会社に概要を聞いてみた。プロジェクトに対して目標金額が集まらなければ、寄付金は寄付者にお返しし、サービス会社に手数料は取られないのでリスクは低いと考えられる。目標金額に到達してプロジェクトが成功したら、目標金額の17%(最低限度額は20万円)[MS1] を会社にお支払いする仕組みになっている。カンボジアへの渡航は現時点では不可能であり、障害者向けの支援活動やOPLL患者向けの医療支援ができないかと考えている。
プロジェクトの内容が具体化していないと集金は難しいので、プランや予算などを詰めてから検討した方が良いとアドバイスを受けた。また、当法人が行なうcrowdfundingに適したプロジェクトを役員から募集してはどうかという意見が出た。
皆様からのご提案をよろしくお願いします。
肩こりをテーマにしてはどうかとの意見がありました。
3. 第1回 Spine Doctor & Nurse Web Seminarについて
これまで医師向けのセミナーや研究会は多数あったが、手術室Nurseを対象にした研修会や勉強会は殆どなかった。今回Medtronic社のご協力を得て、2021年2月4日に第1回 Spine Doctor & Nurse Web Seminarを開催する予定で準備を進めている。
講演1は『脊椎外科手術における解剖・病態・手術概要』といった内容で、千葉大学の古矢丈雄先生に講演して頂き、講演2,3では済生会川口総合病院および横浜南共済病院の手術室看護師に、『円滑な手術進行の為に私たちが心がけている事や新人教育について』、『脊椎手術時のセッティングにおける工夫 – 手洗い・外回り業務含め、借用器械の取り扱い・術後発赤予防対策 – 』といったテーマで口演をお願いしている。その後にFree discussionの時間を設けて交流を図りたいと考えている。この様な企画は、今後全国規模に広げていきたいと思っており、皆様のご協力をお願いしたい。
4. CSRS-APの現状と課題
近々のCSRS-APの活動予定としては、
2020年12月20日(日)CSRS-AP 1st Instructional CourseをDr. Gabriel Liuを中心に準備している。
2021年1月21日(木) Board Meeting (Web meeting)
2021年3月25~27日 11th Annual Meeting in Seoul (Hybrid 開催)が予定されている。
Members meetingで、①Bylawの変更(年次総会の延期制限、Affiliate organization)、②新メンバーの承認、③会費未納者の扱い、④年会費徴収システム、⑤DBS銀行の口座維持費 等について討議する必要がある。年会費徴収については、1st Instructional Courseに参加登録する際に年会費100ドルを納入することで参加費を無料にすることになっている。
5. J-CSSの呼称について
特定非営利活動法人 国際頚椎学会日本機構の英語表記とその略称について、以前はCSRS-JとしていたがCSRS-国名という表記は不適切との指摘を受けて現在はJ-CSSとしている。North AmericaのCSRSのBylaw変更に伴い、CSRS-AP China Chapterを設立したいという意向があり、それが認められるなら日本もCSRS-AP Japan Chapter等の表記にしても良いのではないかと考えている。
混乱を招くもとになるので、これまで通りのJapanese Cervical Spine Surgeonsの表記のままで良いのではないかとの意見があり、特に反論はなかった。
6. 役員の改選について
2020年4月に現在の理事、監事、顧問を選出した。任期は2年となっているが、必要に応じて役員や理事長の変更は可能である。来春に役員を変更するべきか意見を求めた。
特に改選の必要がないとの意見が出され、それに対する反論はなかった。
(以上 文責 三原久範)
[MS1]17%ですが、100万円が目標の場合には20万円(20%)、つまり最低限度額は20万円ということになります。