THE 1ST INTERNATIONAL SEMINAR OF CERVICAL SPINE SURGERY報告
ネパールの脊椎外科の先⽣⽅との交流事業を開始いたしました。
第1回は2024年2⽉3⽇にウェブで開催し、なんと計101名もの先⽣にご参加いただきました。
清⽔理事⻑とProf. Pokharel から開会の辞をいただいた後、まず鐙先⽣からネパールと⽇本の脊椎外科の交流の歴史をお話しいただきました。
その後、⽇本側からは北海道せき損センターの⼩松幹先⽣が珍しい後頭環椎脱⾅の症例提⽰、防衛医⼤の北村和也先⽣から低侵襲椎⼸切除術のテクニックが発表されました。ネパール側からはDr. ParajuliがKlippel-Feil 症候群に伴うC3-4 不安定例、Dr. Pandey がC1-2 カリエス症例の治療経験が発表し、活発な討論が⾏われました。
⽇本ではみることの少ない⾼度変形例などレアケースが多いようで、わたくしたちにとっても⼤変勉強になりそうです。また診断、治療のレベルも⾼いことから有意義な討論もできそうです。
ウェブセミナーは3ヶ⽉に1度づつ開催予定ですし、実際の往来交流も開始する予定ですので、ぜひ今回ご参加できなかった先⽣も、次回以降ご参加いただければ幸いです。
委員⻑ ⾼畑雅彦