The Third International Seminar of Cervical Spine Surgery between Cambodia and Japan (Web) 2021参加記
古矢丈雄

本法人の国際協力事業の1つとして3年前より始まりました日本とカンボジアの脊椎外科医同士の交流会が2021年2月27日にWebにて開催されましたので報告致します。

私は2019年2月に現地への第2回目の訪問団に加えていただき、カンボジアの医療を視察して参りました。2019年秋にはカンボジアの若手脊椎外科医2名を日本側で受け入れ、研鑽を積んでいただきました。2020年2月に現地にて第3回目の会合が計画されておりましたが、COVID-19の影響で延期となっておりました。交流を継続しようという双方の想いは合致し、今回のWeb会合開催に至りました。

会は症例検討会の形式でカンボジアの若手医師から症例提示に対し、参加者皆で討議するスタイルで行われました。5題の症例提示に活発な討論が行われました。医療発展途上の国の先生方との討議では先方の医療事情を考慮しなくてはなりません。カンボジアにはHalo vestはありません。頚椎後方インストゥルメンテーションも使用は限定的です。我々にとっては当たり前に使用可能な医療資源が「無い」状況下において最善の治療法を検討するという、究極の症例検討会でございます。

 COVID-19の状況にもよりますが、本年秋に若手脊椎外科医を受け入れる計画を進めております。

最後になりましたが、本会合の御準備をいただきました本法人の鷲見正敏理事長、三原久範理事には心より御礼申し上げます。また、ご多忙の中、会合に参加してくださいました小澤浩司先生、高見俊宏先生、水谷潤先生、小松幹先生にも深謝致します。